「昔・・・娘から聞かされた事がある。 俺はVINOの事なんぞ興味ねぇって言ってんのによ、あの馬鹿、嬉しそうに話しやがった。 ゼオと一緒に学会で研究発表をしたと・・・ ゼオには才能があると・・・ ゼオを誰より尊敬していると・・・」 エドはアルベルトから目を背けると、憎しみとも後悔ともつかない表情を見せた。