「はいはい・・・」

セシルはふっと寂しげな微笑を浮かべると、

「チャージ・オン」

そう呟いて、大きく深呼吸をする。

(僕はただ・・・
気持ちよく歌ってるだけなんだ。

だけど、エドはコレを絶対に外すなって言う。

もしかしたら、ちょっと厄介な事になるかもしれないからって・・・言う。

でもごめん、エド。
もう止められないんだ。

僕、唄うの・・・止められない。)