耳元に甘い吐息がふきかかる。 『何でだと思う?』 カアア… 「し、知りません。何‥で…?」 嘘。 ただ聞きたいだけ。 何でかなんて、知らない。 『クッ…内緒。』 クシャッと頭を撫でられるとナセくんは前に歩き出した。 「ナセくんのバーカ、意地悪…」 ホント、意地悪だったり優しかったり。 ナセくんは不思議だ…。 どっちがどっちなのか分かんない…。