「うわぁー」 美穂がキャピキャピとはしゃぐ。 「ねぇ心愛!野球部のマネージャーやろうよ!」 ワーッワーッ 野球部の練習を見ながらあたしを誘う。 「でもさぁ…」 「めっちゃカッコイい人いるし!ほら、あそこ!」 美穂が指差す方に視線を向ける。 ――――――‥‥ え? 一生懸命な瞳。 サラサラと揺れる黒い髪。 筋肉のついた腕。 ドクンッ 鼓動が音をたてる。 「彼‥だ。」 「どうしたの?心愛」 首を傾げながらあたしを見つめる美穂。