「はい、どうぞ」

 

 エプロンをかけたポニーテールでお店の家の子が

 
わたし様の椅子を用意してくれた。


 とりあえずわたしは、椅子に座ったら



「メニューです」

 

 とお店の子が来た。



「いいんだよ、頼まなくって。俺たちのあげるし」

 


 こんどはさっきまで、おとなしくしていた汚いジャージをきた男の子が言った。