タバスコ

「遅れてごめんな。」


総ちゃんが先に来てた人たちに言った。


「ううん。大丈夫もう食べてるから」


笑い声がきこえた。


今の声って...。


背伸びして首を伸ばして覗いてみると、


ナオ! にフウナにリクに....。


あたしの事、誘わなかったんだ。




フウナとか...あたしの事、嫌いだから。 ゴメン!あたしやっぱ帰る。じゃあね」


そう言ってあたしは店を出た。