タバスコ


「どこにいくの、マリ?」


「んっとね。ご飯を食べに行くの。2学期の初めってことで乾杯するの」


「たのしみ~」


恵莉は笑顔で足をバタバタさせた。



「次は~○○駅」


「よし着いた行くよ!」


マリはどっちかっていうと指揮って行くタイプみたい。




電車から降りてそのまま流れるままにあるいた。


「疲れた~荷物もって、マリ~」


「まだ30メートルも歩いてないよ!」


「だって重いんだもん」


「も~皆行っちゃうジャン。早く行くよ」


「ケチ!」


「うははは」


自然と笑ってしまった。