*お前を抱きたい*短編


結局、小百合はあたしに[激ヤバ!胸を大きくする方法]と言う本を買わせると、その本から得た知識を使い、

あたしを食品売り場や電化製品売り場やらに連れまわした。


帰る頃には両手いっぱいに紙袋やスーパー袋がぶら下がっていた。



「じゃあ、頑張ってね」


「うん!」



家に帰ると買ったサプリメントを飲んだり、本に載っていた体操をしたりした。



全ては隼人に嫌われたくがない為だった。


隼人が大好きだから。



でも、あれから隼人から普通に連絡もあるし、普通に会ってもいる。


隼人はいたっていつもと変わらない。



隼人はもう忘れてるのかも知れないけど、だったら今がチャンスだ!


隼人がエッチしたいと言い出す前に「ボインちゃーん!」って街行く人に呼ばれるようにならなきゃ!(思考回路おかしくなってます)





それからあたしは深夜まで体操をしたり、本を読みふけっていた。