0センチラブ





『何であんたが特進なのよ!?』



あんた成績悪かったんじゃないの〜!?




『ついこないだまで本気でやばかったけどな〜。頑張ろうと思ってさ!』





……頑張ったら特進て……。



どんだけ天才なのさ!?





不満たらたらのあたしに向かって楓太はこう言ったんだ。




『千亜が特進行くって言うからさ、オレも行かなきゃって!』








一瞬だけ、心が暖かくなった。



楓太はあたしの事忘れてなかったんだって。








でも、遅すぎた。



全てがばらばらに砕け散った後だった。