届かないと心底感じた。
あたしの中では、
楓太が1番近い存在だった。
いつも一緒だった。
隣には楓太がいるって思ってた。
芸能界に行くと言われた瞬間、
突き放されたような感覚を覚えた。
楓太は、あたしと一緒より、芸能界でキラキラ輝く方を選んだんだ。
そんなもんだったの?
いつの間にか、あたし達の距離は、遠くなってたんだ。
楓太は、あたしの事なんか全然これっぽっちも考えてなかったんだ。
あたしは、楓太と同じ学校に行くため、必死に頑張って勉強して、掴んだよ?
いつも、必死なんだよ。
楓太はどうして逃げるの…?
あたしの事、ずっとうっとうしかったのかな…?
