0センチラブ




届かないと心底感じた。





あたしの中では、
楓太が1番近い存在だった。


いつも一緒だった。


隣には楓太がいるって思ってた。



芸能界に行くと言われた瞬間、
突き放されたような感覚を覚えた。


楓太は、あたしと一緒より、芸能界でキラキラ輝く方を選んだんだ。




そんなもんだったの?





いつの間にか、あたし達の距離は、遠くなってたんだ。




楓太は、あたしの事なんか全然これっぽっちも考えてなかったんだ。


あたしは、楓太と同じ学校に行くため、必死に頑張って勉強して、掴んだよ?



いつも、必死なんだよ。



楓太はどうして逃げるの…?



あたしの事、ずっとうっとうしかったのかな…?