「たまやぁ!!」 柳崎先輩が叫んだ。 「なんだよそれ?」 「知らないけどそう叫ばないか?」 男達の会話にみんなが笑っている。 いつもは静かな河原も今日は沢山の人で埋め尽くされている。 私達ははぐれないよう気をつけながら空を見上げた。