8歳も離れているお姉ちゃんは、あたしにとって憧れだった。
身長が高くて、髪の毛は背中の真ん中ぐらいまであって、何より美人だ。
そんなお姉ちゃんが大好きだ。
真新しい制服に身を包み、一階にあるリビングにむかった。
「おはよう」
「向日葵、おはよう。」
「向日葵、スカート短くないか?」
こんなこと言う人は1人しかいない。
「大丈夫だよ!心配性なんだから、お兄ちゃんゎあ…」
あたしには、8歳離れたお姉ちゃんと、11歳離れたお兄ちゃんがいる。
「そんなことないよね?お姉ちゃん」
「普通だと思うよ。」
お姉ちゃんはあたしの味方をしてくれる。
そんなとこも好きだ。


