向日葵のうた

「よぉ!向日葵。急に呼び出して悪いな…」




あたしが公園に着くと、既に拓海は来ていた。




「大丈夫だよ?ってか遅れてごめんね」





「大丈夫だよ。俺も今来たところだから…」





「そっか、で…話ってなぁに?」





拓海の話が気になって聞いてみた。






「まぁ、とりあえず座れよ?」





ちょっと笑いを堪えているような言い方だった。





すぐ聞いたのがまずかったかなぁ…





あたしと拓海は公園にあるベンチに腰掛けた。






「なんで笑ってるの〜?」






拓海に聞いてみた。





「だってさ…落ち着いてもないじゃん?そんなに俺の話聞きたいんかなぁって思ってさ」





なぁーんだぁ!





そんなことかぁ…