さくらんぼ

「べ、べべべ別にデートって訳じゃ……!
ただ、俺が賭けに勝ったからこいつにアイスおごってもらうだけで……!」

「だーかーらー、いちいち赤くなるなっての。二人で出かけるんだろ?立派なデートじゃねぇか」


葛城くんの、当たり前だと言わんばかりの言葉に、わたしたちはふたりで顔を見合わせて首をかしげるだけ。

ただ罰ゲームをしに行くだけなのに、こういうのもデートって言うのかな?

なんか、よくわかんないや。


「まぁいいや。じゃあな、さくらんぼコンビ!」


と、軽く肩をすくめて去って行こうとする葛城くん。


でも、今、なんて言った!?