いつか


もう、帰ったかな…?

そう思って出てみると、
嶺那達はいなくなっていた。


渡したのかな…?

そりゃ、付き合ってるんだし、
渡すに決まってるか…。

うん、しょうがないよ!…。

と、半ば諦め気分なあたしがいた。