いつか



『ごっ、ごめん。』

「別に何度も謝らなくて良いよ。俺こそ驚かせてごめん!
あ、手伝いに来てくれたんだろっ?」

って笑った。

思わず微笑んでしまいそうな笑顔だった。

また、胸がキュンッとなる。

これは、恋なのかな…?

ボーッとしていたら、

「ん、じゃーね、下に行って母さんの手伝いしてきてくれる?」

と言われた。


『うっ、うん!分かったよ!』


ウィーン−
エレベーダーで1階まで降りる。


ドキドキ…。
あぁー、まだドキドキしてるわぁー。