「お前たちは何言ってるんだ?記憶がどうとか…。変な奴らだな。」


「変なのは親父だよ…。」


「何だとっ!?でも、お前らいつの間にか大きくなったなぁ~…。はっ!!もしかして、偽物か!?」


「んなわけねぇじゃん…。」


「だよな~。じゃぁ何でお前らいきなり大きくなってんだ?」





譲さんが今までの出来事をすべて話した。



記憶喪失だった間の出来事は、何一つ覚えてないらしい。



なぜ記憶喪失になったかとういう理由も…。



でも、別にそれはそれでいいみたい。



だって、遥も譲さんも、もちろんお父さんも楽しそうに笑ってるから。