「はい、コーヒー出来たよ~。」 「ありがとう。」 「「………。」」 しばし沈黙。 え、あたしから聞いた方がいいの!? そう思ったとき、遥が口を開いた。 「あの、さっき言ってた話なんだけど…。」 「うん。」 「あ、その前に…勝手に家来てごめんね?」 「それは全然いいよ!!」 「で、その…。あの…。」 「落ち着いて?…もし話したくないんだったら、無理に話さなくてもいいよ?」