「わ、私が好きなのは
高梨先輩だもん。」
私は夏川大地に言う。
だけど
「それはどうかな?
俺から狙われたものは
絶対に逃げられないよ?」
夏川大地が言う。
や、やっぱり…
この人苦手ッ…
「…では終わります。」
担任の長い話が終わると
学校は終わる。
明日からレッスンかぁ。
楽しみだな。
私は帰る用意をする。
すると
「今年もやるんだって!
ヒロインオーディション。」
クラスの女子がいきなり騒ぎ始める。
ヒロイン
オーディション?
「高梨先輩の相手役
したいね!」
……え……
高梨先輩の相手役?
やりたい!
すると
「場所はレッスンルーム。オーディションは今日からだ。」
隣の夏川大地が言う。
……え……


