だけど


「俺の事ばっか考えてすぐ寝れなかったか?」


夏川大地が聞く。


「ち、違うし!」


やっぱり

むかつくー。


だけど


「そうそう。お前さ、昨日の事忘れろ。」


夏川大地が言う。


「え?」


何で?


「仲直りさせろ。」


夏川大地が言う。


「やだよ!夏川大地は
最低って分かったから。」


私は夏川大地に言う。


だけど


「もし、あのキスが本気だったらどうする?」


夏川大地が私に聞く。


「何…言ってるの…」



「わかんねぇんだよ、自分でも…」



え…?



「とにかく高梨には負けねぇ。お前は絶対、俺をパートナーにするだろう。」


夏川大地が言う。


「は?」


何言ってんの…この人…



「ドラマ決定したから。」


夏川大地が言う。


……へ?