姫は王子様だけのもの!



だけど


「…へ?」


幸せばっかじゃない。


「隣の席の夏川大地だ。
よろしくな。」


と、隣!?


クラスに着き、
席につくと
隣には夏川大地が。


何で!?


「俺の隣になったからには、高梨派から夏川派になってもらうぞ。」

夏川大地が言う。


「そ、そんな…」


私は高梨先輩だけ。


「それに何か里緒
気に入ったし。」


夏川大地が言う。


「へ?何で私の名前…」

いきなり呼び捨て…


「クラスの女の名前は
コンプリートした。
ちなみにお前を一番最初に覚えた。」


夏川大地が言う。


な、なぜに私?


「お前、何か気に入ったわ。だから高梨なんか
より俺を見ろよ。」


夏川大地が言う。


「は、はい?」


夏川大地はかなり私に顔を近づける。


綺麗な顔…


…じゃなくて!


そ、そんなの

絶対嫌っ…


私が好きなのは
高梨先輩だもん。