姫は王子様だけのもの!




だけど

「今でも…好き?」


ドキドキしながら
私は聞く。


何でドキドキしてるの…


「さぁな。この仕事してると恋だの愛だのしてる余裕すらないからな。」


夏川大地が言う。


「そ、そっか…」


でも


さっきの夏川大地

なんか戸惑って
見えたよ?


もしかして…


そう思ったら

胸が痛む。


あれ?

さっき
高梨先輩と女の子を

見た時の同じ感覚。


私

どうしたの?


頭にヤキモチって言葉が
浮かんだ。


ねぇ

私


夏川大地と高梨先輩で
揺れてるわけ…?


自分の気持ちが
わからない。


何で…?



「ほら、行くぞ。次の。」


「う、うん。」


認めたくないけど

夏川大地も
好きになり始めている
のも確か…?


私


どうしたら……。