「…里緒、これからはずっと一緒だからな。」


「うん…」


「…だから、今日から…俺の家来いっ。」


「へ?」


「今度はみっちり演技レッスンするぞ。」


「な、何で!?」


「お前の親には許可貰ったから。」


「は、はい?」


えー!?



「これから覚悟しとけよ。」


「なっ…」


何てまた強引な…



だけど


「…そうだ、里緒。」


「ん?」


「今日は俺の時間をプレゼントしてやるよ。」


「え?」


「里緒をもっと俺に夢中にさせてやるから覚悟しろ!」


「へ?」


「俺が誕生日プレゼントなんてお前、世界一の幸せもんだな!」


夏川大地は笑って言う。


相変わらず…自分大好き



「…夏川大地!」


「お前を独占するから。今日から。もう逃げられないよ?」


夏川大地はそう言うとにやっと笑った。





*END?