姫は王子様だけのもの!



だけど


「あ。」


枕元には小さな可愛らしい箱が。


「何かな。」


私は箱を開けてみる。


すると


「…え…」


綺麗なハートのついた指輪。


「手紙?」


私は箱に入ってた手紙を開き読む。



【里緒へ


行ってきます。

お前の涙見たら行けなくなりそうだから勝手に行く、ごめん。

向こうに着いたら連絡する。


俺のプレゼント驚いただろ!


絶対ずっと着けてろよ。


帰国したらお前をずっと俺だけのもんにするんだからな。


大地】


「バカ、そうゆうのは直接言いなよ…」


私は指輪を薬指に着ける。



夏川大地との約束。


帰国したら…




聞きたかった言葉。


私は夏川大地と
何があっても…

ずっと一緒にいられるって安心したかった。


だから


「…泣いちゃうじゃん、バカッ。」


私の瞳からは涙が溢れて止まらなかった、ずっと。