まだ妬いてるんだ…


独占欲が
私には嬉しい。



だから


「…大地。」


「へ?」


夏川大地はびっくりした表情。


「大好き。」


私はそう言うと夏川大地にキス。



「り、里緒…」


キスが終わると夏川大地は私を見つめる。


「私は大地君だけのだよ。」


私が言うと夏川大地は私を突然抱き寄せた。


夏川大地の心臓
ドキドキ言ってる…


「夏川大地、ドキドキしてる?」


「ああ、里緒がすっげー愛しいから。」


――キュン


やばいよ、私。


「せ、せっかく海入ってるんだし…遊ぼ。」


私は夏川大地に言う。


「そ、そうだな。ビーチバレーとか?」


「う、うん…」


お互い分かってた。


これ以上はやばい。


こんなに好きだから
遠距離なんて考えたくなくなる。


きっとずっと
離れられなくなりそうだって思ってたんだ。


私も夏川大地も。