姫は王子様だけのもの!



「な、夏川大地!?」


「お前は俺だけのなんだからな。」


夏川大地はそう言うと私の髪に優しく触れた。


――ドキン


心臓がおかしくなる。



あー…愛しい。


「当たり前でしょ。い、行くよ。」


私が言うと夏川大地は笑う。


あー…調子狂う…







――ガチャ


「ただいま…」



「り、里緒!?」


帰宅するとママはびっくり。


そりゃあ大好きな夏川大地が私の隣にいるからね。


「ほ、本物…」


ママはその場にしゃがみ込む。


「ま、ママ!?」


大丈夫かぁ?


「大丈夫ですか?」


夏川大地はママの元へ。


ちなみに今は
営業スマイル。


いい子キャラモード…


「すみません、驚かせてしまって。今日は里緒さんとの事でお話が…」


夏川大地がママに言う。


夏川大地…キャラ変わってるし…