「き、キスして下さい…」
私は夏川大地に言う。
すると
「里緒、お前…まだ…」
「だ、だって…夏川大地じゃなきゃ嫌なんだもん…」
私が言うと夏川大地は私の頭を優しく撫でる。
「お前さ、本当可愛いよな。」
夏川大地が言う。
「へ?」
「俺、やばいじゃんか。」
「夏川大地…」
「行こ。」
夏川大地は私の手を引き、公園へ向かう。
やっぱり不安だから…
夏川大地とこうしてないと。
「…里緒。目閉じて?」
公園に着くと夏川大地が言う。
私は目を閉じる。
すると
夏川大地は私にキスをした。
だけど
いつもより深い。
「……っ……」
夢中になってた…
キスが終わると
顔がかなり熱くなる。
「悪い、高梨の事考えてたらよ…長くなって…」
夏川大地が言う。


