姫は王子様だけのもの!



それが何か
気になる…。


でも


「里緒ちゃんさ、演技…良くなってるよ。合宿見てて思った。でも、やっぱりまだ修業する必要があるから…」


「ですよね…」


「大丈夫。今日は特別に俺が教えてやるから。あ、よかったら夏川がいない間も…」


……あ……


「それは…すみません。夏川大地がいない間に、そうゆうレッスンは…」


夏川大地が嫌だろうし、
私もそれは……


自分で頑張るって
決めたから…


「そ、そっか。里緒ちゃん、夏川の事ちゃんと考えてるんだ。」


高梨先輩は笑って言う。


「ま、まぁ…」


「…どうせ遠距離になったらだめになると思うけど…」


高梨先輩が言う。


……え……


「大丈夫です。私は夏川大地の事、信じて待つから…」


遠距離になんか
負けない…



「やっぱ里緒ちゃんのそういうとこいいな。あ、始めようか…」


「あ、はい…」


そういうとこいい…か。