朝ご飯を食べ、
昨日着てた服に着替えると、夏川大地の家を出て私は家へ向かう。


制服に着替えなきゃ…


あー…早く

夏川大地に会いたいな。




だけど



――ガラッ


「おはよう。」


家で制服に着替えると、すぐ私は学校へ。


だけど


「…里緒ちゃん!」


――ドクン


「…高梨先輩…?」


教室には高梨先輩だけ。


「あ、あの?」


「今日、特別授業聞いたからさ。そんで、先生に頼んで里緒ちゃんの個人授業の教室…する事にした!」


高梨先輩は笑って言う。


……え……


「そう…なんですか。」


「ああ。ごめんね?いきなり…里緒ちゃん嫌だった?」


「い、いえ…」


先生としては
高梨先輩はいい。


でも


二人っきりってのは
やっぱり抵抗ある。


夏川大地は高梨先輩の事になると敏感だったし…