「いいよ。色気より食い気ですよ、私は。」
「そうだよな!」
夏川大地は笑って言う。
否定しないんだ…
まぁ、いっか…
「もういいです。」
私が言うと夏川大地は笑う。
「じゃあ仲直り。」
夏川大地はそう言うと私のおでこにキス。
………ふぇ!?
「な、な、なっ…」
「動揺しすぎ。」
夏川大地が言う。
だ、だってぇ…
「早く寝ないとな、明日は俺…撮影だし。」
夏川大地が言う。
あ、そっか…
私は明日、
学校の特別授業…
会えないのかぁ…
寂しい…
「…そんな表情するなよ。明日、行けなくなる。」
夏川大地が言う。
「ご、ごめん…」
「大丈夫。撮影終わったら学校、迎えに行くから。」
「へ?」
「里緒との時間、毎日ないと嫌だからよ。」
夏川大地が言う。
夏川大地…
そう…だよね。


