姫は王子様だけのもの!




――ガチャ…


「お、里緒。…って何どよーんとしてんだよ!?」


部屋に入るなりどよーんとしてる私を見て夏川大地が言う。


「お、俺のスウェット着てくれたみたいだな。ぶかぶかだけど我慢しろよ?」


夏川大地が言う。


はわわわ…


「おーい…里緒?」


夏川大地はベッドから起き上がり、私に近付く。


「な、夏川大地のお母さんってさ…」


「うん?」


い、言いづらい…


てか


言えない!


胸が足りなかったとか!


私って相当ないみたいに思われる…


いや、全くない。


色気一つすら…


「あー…下着の事?」


夏川大地が言う。


――ぎ、ギクッ


「まぁ我慢しろ。里緒は余るんだろ?どーせ。そんなもん仕方ない。」


夏川大地が笑って言う。


――グサッ


「な、夏川大地のバカッ」


私は夏川大地に枕を投げる。


「何でだよ!」


傷つくなぁ…