姫は王子様だけのもの!



でも


「一緒に寝るのはいいだろ?」


夏川大地は私を見つめ聞く。


「そ、それはいいよ…」



寂しいもんね…。


やっぱり…


側にいないと…


「大丈夫?俺、我慢できなくなったら里緒を壊すかも…」


夏川大地はいきなり私の耳元でそう囁く。


――ビクッ


「…な、な、なっ…」


「ま、嫌とは言わせねぇよ。」


夏川大地がにやっと笑って言う。


き、危険だなぁ…


もうすでに

私、壊れそう…


夏川大地のせいで
おかしくなりそうだ。



でも

こんな事が続くのは
もう長くない。


そう思うとやっぱり
切なくて……


離れたらどうなるの?


そんな事を考える事が
まだできない…



行って欲しい自分と

行って欲しくない自分。


そんな二つの自分がいて

私を辛くさせる。


あー…


遠距離恋愛かぁ……。