姫は王子様だけのもの!



「嫌…じゃないよ?」


私は夏川大地を後ろから抱きしめ言う。


「え?」


「…でも、付き合ったばっかでキスでさえまだ…慣れないから…もう少しだけ…」


私は夏川大地に言う。


「もう少し…?」


「私、初めてだらけだから。」


夏川大地は初めての彼氏だから…


「…分かった。少し時間を置くよ。」


夏川大地が言う。


…よかった。


「ありがとう。私、夏川大地の事、嫌じゃないからね?ただ、まだ不安なだけ。」


「分かってる。俺も…焦りすぎだった、悪い。」


夏川大地が言う。


夏川大地…


「大丈夫だよ、私…分かってる。夏川大地も辛いんだよね…」


私は夏川大地の身体を離し、言う。


いきなり遠距離になるんだもん…


「…ああ。自分の為とはいえ、やっぱり寂しいに決まってる。」


すると、夏川大地は
振り向き私を見つめ言う。


夏川…大地…


あー…こういう時は
夏川大地が愛しくなる。