姫は王子様だけのもの!




「…美味しかったな。」


「うん…」



夏川大地とお昼を終えると手を繋ぎ、また歩き出す。



「…ねぇ、どこ行くの?」


さっきから夏川大地は行き先を教えてくれない。


「内緒。」


「えー?」


何なのさ…一体。



だけど


「…あ、着いた。」


夏川大地が言う。


「え?」


私はびっくり。


着いた場所は、


スタジオ…?


カメラマンがいっぱい。



「…里緒と写真撮りたい言って電話したらさ、雑誌に載せる話になって…こんな事に。」


夏川大地が笑って言う。


「え?」


「…恋人宣言みたいな。雑誌に載せて。」


夏川大地が言う。


「それって…」


「俺が…ハリウッドで立派になったら…」



夏川大地は言いかける。


すると


「大地!」


一人のカメラマンが夏川大地を呼ぶ。


……え……