姫は王子様だけのもの!




「…里緒…」


「初めて、夏川大地に言った言葉は…今でも変わらない私の気持ちだよ。輝いてる夏川大地が私は大好きなんだ…」


私はそう言う。


「里緒…。」


「行ってる間、私もいっぱい頑張るからさ。いつか共演する為にも。だから、お願い…」


寂しいよ?

離れる間はきっと
苦しいよ?


でもね


夏川大地が輝いたら
私も頑張れるから…


「分かった。いつ帰れるかわからないけど…」


夏川大地が言う。


夏川大地…


「私もいつ立派な女優になれるかわからないけど…」


私は夏川大地に言う。


すると


「…お前なら大丈夫だろ。」


夏川大地はそう言うと、私を優しく抱きしめる。


夏川大地…


気がついたら我慢してた涙が瞳から零れ落ちてた。


「…泣くな!バカ女…」


「すみません…」


夏川大地の側に
ずっといたい…


でも

まだお預け。


大丈夫だよ、私は。