すると


「…何で?せっかく俺が泊まりに来たのに…」


夏川大地が言う。


……え……


「夏川大地…」


「もういいよ。」


夏川大地は私から離れる。


……あ……


「ご、ごめんね!私、ただ意識してるだけで…。でも、やっぱり一緒のベッドでいいよ?」


私は夏川大地に後ろから抱きつき言う。


すると


「…へぇ。いいんだ?」


夏川大地が私に言う。



へ?


「夏川大地…」


私は夏川大地の身体を離す。


すると


「きゃっ…」


いきなり夏川大地は私をお姫様抱っこ。


「な、夏川大地ぃ!?」


「里緒、一緒に寝ましょうね。」


夏川大地が言う。


「へ、変な事したら許さないよ!?」


私は夏川大地に言う。


「変な事って何かな?里緒。」


夏川大地が聞く。



……うっ……