姫は王子様だけのもの!



「あ、ありがと…」


いい所あるんだ…
夏川大地にも少しは…。


「まぁまぁだな。」

夏川大地は食べると言う。


「まぁまぁ?」


「…でも、慣れといてやるよ。いつか毎日、食べるんだろうし。」


夏川大地が言う。


「……え……」


それって……





「風呂入るわ。」


「…いってらー。」


私は洗い物をする。


あ、そういえば

部屋…どうしよう…



夏川大地と同じ部屋は
危険だよなぁ…


合宿の時は
一応、見回りとかあったから安全だったけど…



今回は家に二人だし…


夏川大地の事だから…




あー…
どうしよう!!



だけど

ずっとそんな事を考えてる内に、


夏川大地は風呂から上がり、私の家事も終わった。


ど、どうしよう…


あ、そうだ…


「私のベッド使っていいよ?私、お母さんの部屋で寝るし…」


私は夏川大地に言う。