「何かないかな…」


「俺が良い事してやろうか?」


「絶対拒否…」


夏川大地のアホ…


「何で、離れる?」


夏川大地は私に聞く。


夏川大地は真弓ちゃんのベッドの上に座り、

私は夏川大地から離れた
ベッドに座る。


「変な事したら許さないから。」


私は夏川大地に言う。


すると


「何もしなきゃ隣でいいだろ?」


夏川大地は私の隣へ移動。


「げっ…」


「彼氏なんだからさ、近くにいて当たり前だろうが。」


夏川大地が言う。


そうかもだけど…


「あのさ…」


「あ?」


夏川大地は私を見る。


「意識…しちゃうんだよ。今日はさ…」


私は夏川大地に言う。


だけど


「へぇ。」


夏川大地は笑う。


な、何?


すると


「きゃっ。」


夏川大地はいきなり私を抱きしめる。


「バカ里緒。」


夏川大地が言う。