って…んなこたぁどうでもいい!!
早くこの変態を追い出さないと!!
「ちょ…侑大さん!!出て行ってよ!」
「何故だ…何故…せっかく弟と出会えたのに!」
「この人はあたしのいとこの田中聡史!!弟じゃない!!」
「何をいうんだ!樹里亜!」
聡史があきらかに不思議がってる
「樹里亜…誰?こいつ」
「おぉ…声までもが一緒!我が弟よー!」
侑大が聡史に抱きついた
「うわーーーーーッ!」
聡史があきらかに迷惑そうな顔をしている…どんまい!聡史!
なんか…巻き込まれたくないなあ…
・・・!そうだ!!
「あ!あたし、何か買って来るから…聡史!頑張れ!」
「え!?ちょ…樹里亜ーーーーーーーーーーーー!!!」
―バタンッ
あたしは乱暴にドアを閉めてゆっくりと近くのコンビニへ歩き出した
