しかし・・・。



「お前、告白されたって・・・どうやってされたんだよ?」



普通に聞いてくれた優一に安心して、本当の事を話してしまった。



「悩みがあるからって言われて、2人で飲みに言ったの。そこで。」



「2人で飲みに行ったのか?」



また顔色が変わる優一。



「うん・・・。」



「俺は、お前が分からねぇ。」



また低い声に戻ってしまった。



「だって、悩み事聞くだけだと思ったの!」



「それでも、男と2人でなんかよく行くな。」



優一は席を立った。



「帰る。」



そう言って店を出て行ってしまった。