「またそんな歩き方してるとぶつかるんじゃなぃ?バカ芽衣」





突然 陸斗の声が聞こえてきて私は顔をグイッと上げると目の前には部室のドアが目前にさしかかっていた




「ふぇ!?」





あまりに驚いた私は後ろにのけ反り尻モチをついてしまった




「イッタ~!!」




険しい表情になりながら私はお尻をさすりながらその場からゆっくり立ち上がった




「やっぱりバカ芽衣…」




ため息をつきながら呆れた声で陸斗が私を見ていた