「あっあのね…今日はありがとぅ いろいろ迷惑かけちゃってたみたいで…部屋まで運んでくれて… 私重かったよね ごめんね…」 体中が熱くなるのを感じる 私は視線を自分の足元に向けたままでまともに陸斗を見ることができなかった 「別に…」 いつもの陸斗から返ってくる素っ気ない言葉 1年経ってもずっと変わらない私への態度なんだと感じた