【彼氏を作る】という目標をたて、早くも1ヶ月経過…。

今だに男っ気0のあたしって女としてどうよ…。



ベットの上で汗をかきながら、雑誌をペラペラと捲る毎日に嫌気がさしてきた頃だった。
あたしの運命を大きく変える一本の電話がかかってきたのは…。



〜♪〜♪〜♪


好きなアーティストの着メロが部屋に響き渡る。


「ん〜誰よ…」


あたしはダルい体を起こし、机の上の携帯に手を伸ばした。


ディスプレイには親友の【絵梨】の名前が点滅されている。