「あんた…シャーペン刺さってるんですが」
あたしが刺したんだけどね…。
「由衣ちゃん!これ、プレゼント!!」
そう言って輝が薔薇の花束を差し出した。
…シャーペンは気にしてないんスか??
「…俺、由衣ちゃんみたいな子、初めてで…すごい気になるんだ……」
…はぁ?!
「好きです!他の彼女とはスッパリ別れたから、俺と付き合って下さい!!」
と、目をキラキラさせている輝。
…こんな、こんな幸せな事を言われても、ときめかないのは……
このシャーペンのせいか?!
…でも、真剣に告ってきてるっぽいし…顔はタイプなのよね……。
「…少し考えさせて」
「え!!まぢで!?やったー!!!」
まるでOKを貰ったかの様に、はしゃぐ輝。
結局その日は、メアドとケー番を交換するだけで輝は帰っていった。
その日の由衣の脳裏には、寝るまでずーっと、輝の姿が浮かんでいたのでした…。
あたしが刺したんだけどね…。
「由衣ちゃん!これ、プレゼント!!」
そう言って輝が薔薇の花束を差し出した。
…シャーペンは気にしてないんスか??
「…俺、由衣ちゃんみたいな子、初めてで…すごい気になるんだ……」
…はぁ?!
「好きです!他の彼女とはスッパリ別れたから、俺と付き合って下さい!!」
と、目をキラキラさせている輝。
…こんな、こんな幸せな事を言われても、ときめかないのは……
このシャーペンのせいか?!
…でも、真剣に告ってきてるっぽいし…顔はタイプなのよね……。
「…少し考えさせて」
「え!!まぢで!?やったー!!!」
まるでOKを貰ったかの様に、はしゃぐ輝。
結局その日は、メアドとケー番を交換するだけで輝は帰っていった。
その日の由衣の脳裏には、寝るまでずーっと、輝の姿が浮かんでいたのでした…。


