このナルシスト野郎!

「由衣ちゃーん♪」


「……!?」



なっなっなっ…何でコイツが…。


目の前には、さっきまで門に居た輝が立っている。


「何で他高生が堂々と入って来てんのよ!」


「ん?俺が魅力的だから、すんなりと先生が通してくれた♪」



この学校の教師、しっかりせんかー!!

てか、みんな目を覚ませ!!



「由衣ちゃんと目が合って、走って会いに来ちゃった!」



…え…。



きゅん…。



…って、きゅんって何だきゅんってー!!



…それより……