そうよ!あんなキモイ男と付き合う位なら……カエル飲んだ方がマシじゃー!!



『50人目の彼女』って…そんなの虚しいだけだし…。


「ハア…」と深い溜め息をついた、その時……。



『『きゃー!!』』



「ー!?何何何?!」


地球全体が揺れそうな程、大きな女子達の叫び声。
その声は、明らかに正門の方から聞こえて来る。


あたしは、首を傾げながら窓を開き、外を見た。



『『『『きゃー!!!!!』』』』



「ーっ!!鼓膜がぁー!!!」



さっきよりも遥かに大きな叫び声に、耳が痛くなる。


耳を抑えながら門に視線を移すと、そこには信じがたい光景が!!



「…アホや…」