着いた先は保健室。 先輩は保健委員らしく、手当てが上手い。 『菅田さん。』 『なんで名前…』 『名札に書いてある。笑』 『あっ…m(._.)m恥』 『俺は中井 颯太★なかい そうた。 3年、ちなみにこれ』 指差したのはネクタイ。 『Neiy!』 『そう。笑』 『君、メイ候補でしょ。』 私の心を見透かすような瞳。