『じゃあ戻ろっか』

『うん。』


『おっかしいなぁカギがない。』

『出れないよ!もう入学式始まっちゃう!』


『あった!』


『屋上の下…』


『行くぞ!』


『ここ5階だよ!』

『俺に任せとけ。』
『失敗したら死ぬよ!』


『俺を信じろ!!』
その言葉が何よりも力強く感じた。

雅君なら命も全てを任せられると思ったんだ。

『うん、信じる。私の命預けたから。』
『あぁ、俺が命懸けて守る。だから心配するな!』

『はい★』

『俺が合図したら俺目掛けて飛び下りろ。』