「でも、蓮。別れてよかったな。」 「は…?どうゆ「お前は知らないだけだ。」 オレは涙を拭って答えた。 「教えろよ・・・オレだって知る権利あんだろ?」 「蓮が傷つくだけだ」 「いいから」 輝は一瞬だけ強張った表現だったが、すぐいつもの表現になった。 「知らねーからな」 一口コーヒーを飲んだ。