オレンジ 〔実話〕





『あのさ、俺、お前の声聞いてみたい。電話してみない?』





携帯の画面を見てびっくりした。

「えぇっ!!?で,電話!!」
と、思わず叫んでしまった。
確かに驚いたけど、断る理由なんてない。
逆に、あたしが悠一の声が聞きたかった。
きっと、心のどこかで待ち望んでた。
こんな時を‥



返事を返した。

「いいよ(^^)」


全然平気じゃないし、心の余裕がなかったけど、平気なふりして返事をした。




本当は、すごくドキドキしてた。
ばかだと思うかもしれないけど、“どんな声なのかな?”とか、“やっと声が聞ける”とか‥君のことを考えてる時間が好きだった。





この時感じた。
まだ、恋かもわからない。ただの錯覚かもしれない。

でも、1つだけ言えるのは‥
“あたしは君のことがすごく気になる”ってこと。